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腰痛・関節痛

 国民生活基礎調査によると、腰痛は日本人の男性で1番目、女性は肩こりに次いで2番目に訴えが多い症状で、その数は増加傾向にあります。腰痛症の原因はさまざまですが、代表的なものは腰椎が直接障害される圧迫骨折や椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などがあります。残りのはレントゲンなどの検査をしても原因が特定できないといわれています。このような腰痛では生活習慣、ストレスや不安、睡眠不足など心の状態が影響していることもあります。
 
 関節痛は体重の負荷がかかりやすい下肢関節で起こりやすく、多くは比較的ゆっくりと症状が進行するため「加齢」という理由で見過ごされてしまうこともあります。しかし、その結果、進行してしまうと関節に強い痛みが発生し、歩く・座る・立つといった基本的な動作が制限されてしまう事態になりかねません。
 肩関節痛も頻度が多く、痛みの原因として関節が炎症を起こしてしまう関節炎、関節を動かす腱板の損傷が挙げられます。症状は長期間をかけて徐々に進行する場合や、転倒などの衝撃で突発的に起こることがあります。肩関節は可動範囲が大きいために障害起こりやすいです。

 腰痛・関節痛の治療法の基本は保存療法です。当院では薬物療法、神経ブロック療法、理学療法、物理療法などを行っております。

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スポーツ外傷・障害

 スポーツ外傷は、「足を捻って、痛くなった」というように明らかな原因があるものをいいます。これに対し、スポーツ障害は「ランニングをしていると痛くなった」といったようにはっきりとした原因が分からないものをいいます。スポーツ外傷は受傷の部位や程度により手術やギプス固定が必要になるものもありますが、多くは保存療法で治療が可能です。スポーツ障害はオーバーユース(使いすぎ)や筋力、発達、フォームなどが原因になることが多く、本人も気づかないうちに徐々に痛みが発生するので、治療も長期化してしまうことがあります。

 スポーツをしたことがない人はいないと思います。また、老若男女問わずスポーツを続けている方やこれから始める方もいらっしゃいます。仲間と楽しくスポーツをする方、自己の記録に挑戦する方、目的はさまざまですが、ケガをすることなく続けられることが重要です。

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骨粗鬆症

 骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気を「骨粗しょう症」といいます。骨粗しょう症により骨がもろくなると、つまずいて手をついて腕の骨折、くしゃみをしたなどのわずかな衝撃で椎体骨折(背骨・腰骨の骨折)、転倒して大腿(太もも)の骨折をしてしまうことがあります。

 人生100年時代に突入した今、単に長寿を目指すだけでなく、健康で自立した生活「健康寿命」を伸ばすことへの関心が高まっています。骨粗しょう症治療の目的は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。

 治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症の発病には、食事や運動などの長年の習慣も深く関わっています。そのため、薬物治療とともに食事療法や運動療法も並行して行い、骨強度を高めていくことが重要です。

 骨粗鬆症は自覚症状に乏しく、治療も年単位になるため治療継続の難しさが課題です。そのため当院では、骨粗鬆症の予防と改善、骨折予防の取り組みを医師・看護師・理学療法士・放射線技師、他メディカルスタッフが連携し、患者様を支援します。必要に応じ、薬剤師や歯科とも連携しています。

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理学療法

 リハビリテーションという言葉はご存知の方は多いと思いますが、理学療法という言葉はピンとこないかもしれません。理学療法は病気やケガによって失われた身体機能を改善することが目的です。立つ・歩くなどの基本的動作や更衣や入浴などの日常生活活動の回復を目指します。また、現在の身体機能や健康を維持・増進し、未来のケガや病気を予防するという目的もあります。

リハビリテーションについて詳しく

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